阪神マートン、監督と打撃議論 不振脱却へ向け

 阪神のマートンが不振脱却に向け、甲子園で和田監督らと約1時間半、打撃理論を交わした。全体練習後に続いた異例の話し合いに「野球が好きなので、野球の話をした」と晴れやかな様子だった。

 自身の打撃練習後、オマリー打撃コーチ補佐と話し込んだところから始まった。途中から監督と関川打撃コーチが加わり議論は熱を帯びていった。「追究心がある」(監督)というマートンは身ぶり手ぶりで考えを伝え、オマリー補佐は「彼は考えすぎるところがある。基本に立ち戻ろうということを話した」と説明した。

 昨季の首位打者は打率2割4分3厘、本塁打なしと本来の好打者ぶりを発揮できていない。

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