「巨人７－１中日」（２０日、東京ド）

　巨人先発のマイコラスが７回無失点と好投し、中日打線を寄せ付けなかった。

　初回、先頭の大島に左前打を許したが、その後は落ち着いて後続を打ち取りピンチを切り抜けた。二回以降も安定した投球を披露し、七回に代打が送られてお役御免となった。

　打線は一回と五回にいずれも亀井がタイムリー。七回には代打・高橋由の３ランで突き放した。勝ち投手の権利を持って降板したマイコラスはベテランの本塁打を見届け、ベンチで両手を挙げて喜んだ。

　３勝目を挙げたマイコラスは試合後のお立ち台で「バックにも助けられたいい試合だった」と味方の堅守を勝因に挙げた。チームは４連敗中だったが「自分に過度なプレッシャーをかけないように、いいチームなので、いずれその時が来ると信じて投げていた」と平常心を強調した。

　この日も“美人過ぎる妻”ローレンさんの見守る前での好投。「大きな自分のサポーターであり、一番のファン」と感謝した。　１８時前に終了した一戦。「祝杯は挙げるか？」という質問に「きょうはＤＶＤ買ったりして、おとなしく家でゆっくり過ごしたいと思います。あしたデーゲームだからね」とニッコリ。ローレンさんと手をつなぎ、ラブラブで帰宅した。