ソフトバンク4連勝 内川の一打で逆転

 「ソフトバンク4-2日本ハム」(21日、ヤフオク)

 首位・ソフトバンクが4連勝で2位・日本ハムにカード3連勝を果たした。

 0-2の七回1死二、三塁から明石の中前適時打で1点。1死満塁から内川が走者一掃の右中間適時二塁打を放ち逆転に成功した。

 来日2度目の登板となったバンデンハークは7回5安打13奪三振2失点の好投で2連勝を飾った。

 3点打を放った直後には二塁の塁上でガッツポーズを見せた内川は、試合後のヒーローインタビューで、「(七回は)キャプテンとしてチームが勝てばいいという思いと、4番として自分が打たなければという思いだった。打てない間はコーチや先輩方から『我慢しておけ。結果は返ってくる』と声をかけられた。(好投の)バンデンハークが七回を投げ終えた後に野手に向かって『後は頼むぞ』と言っていたので、それに応えられて良かった」などと喜びをかみしめながら話した。

 ファームから昇格後、2連勝を果たしたバンデンハークは「少ない失点で頑張っていれば、必ず打線が点を取ってくれると信じていた。最高の打線です。(13奪三振に)三振を狙っているわけではなく、1球1球集中して投げた結果です」と話すと、スタンドで観戦する母親と愛妻に向かい、「母が明日オランダに帰ります。いつも応援してくれてありがとう」とメッセージを送った。

 3タテを喫した日本ハムは4連敗。初回、田中の適時二塁打で先制。五回は中島の適時内野安打で1点を追加したが逆転された。

 先発・メンドーサは右手中指のマメをつぶして3回0/3、2安打無失点で緊急降板。3番手・クロッタが1敗目(1勝)。

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