西武・秋山惜しくもサイクル安打逃す
「西武12-4日本ハム」(26日、西武ド)
西武・秋山がサイクル安打を逃した。
初回は右翼への三塁打で出塁。続く栗山の中犠飛で先制のホームを踏んだ。
三回の2打席目には左中間へソロを放った。ダイヤモンドを一周すると、ベンチ前で出迎えた田辺監督からは「サイクル狙っちゃえ」と言われたという。
その時点では実感がなかったという秋山は、六回の4打席目に三塁線を破る二塁打で出塁。5点を奪うビッグイニングの口火を切った。
あとはシングルヒットが出れば達成と、リーチがかかって初めてサイクル安打を意識。「最後の2打席は頭が真っ白になりました」と一ゴロ、二ゴロに倒れ、快挙達成とはならなかった。
「ちょっと追い込まれました。明日からまたコツコツと頑張ります」と苦笑交じりに振り返った秋山。それでも3安打1打点と1番打者としての役割をきっちり果たし、チームの2位浮上に貢献した。