ハムが3タテ阻止 石川慎が決勝2号
「西武0-2日本ハム」(28日、西武ド)
3位・日本ハムが2位・西武とのカード3連敗を阻止した。七回、石川慎の右中越え2号ソロで先制。九回は近藤の中前適時打で1点を追加した。
先発・メンドーサが7回4安打無失点で4勝目(4敗)を挙げた。
石川姓の選手3人(直也=投手、亮=捕手、慎吾=外野手)を擁する日本ハムで、この日のヒーローは4年目の22歳・石川慎吾(東大阪大柏原高卒、2011年ドラフト3位)。二刀流の大谷がスタメンから外れ、自身は6番右翼で先発メンバーに起用された。
石川慎は、「(七回は)ツーアウトだったので何とか塁に出ようと思った。ちゃんと当たったが、まさか入るとは…(打球が伸び)あれが僕の持ち味なんで良かった。メンディ(メンドーサ)がめっちゃいいピッチングをしていたので、1点を取れて良かった。(スタメンに起用され)ラッキーボーイになるならという気持ちだったが、まさか自分がなれるとは」などと爽やかな表情で喜びを表した。
西武は2連勝で止まった。先発・菊池は8回3安打1失点で3敗目(4勝)。