楽天・阿部スクイズ失敗も初サヨナラ打

 「楽天3-2日本ハム」(5日、コボスタ)

 楽天が途中出場の阿部俊人内野手のプロ初サヨナラ打で勝利。連敗を8で止めた。

 2-2で迎えた九回。先頭のサンチェスが中前打で出塁すると、続く小斉が四球で歩いて一、二塁の好機を築いた。

 1死後に聖沢が左前打を放って満塁とした。続く阿部が初球にスクイズを試みたが空振り。三塁走者のサンチェスが三本間に挟まれ、アウトとなった。

 「ものすごい厳しい声援があった。これはやばいという気持ちで打ちました」と阿部。気持ちをしっかりと切り替え、2死二、三塁から中前へプロ初のサヨナラ打を放って勝負を決めた。

 日本ハムは1点を追う八回、中田の中越え22号ソロで同点。粘りを見せたが、そこまでだった。

 試合後、プロ初のヒーローインタビューを受けた阿部は「ヒーローと言っていいのでしょうか。とりあえず必死で打ちました」と興奮気味に振り返った。

 最後にインタビュアーから「勝利の儀式を」と振られると、「初めてなんで分かんないです」。インタビュアーから小声で教わると「3、2、1、バーン!」と決めて、スタンドを沸かせた。

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