G加藤、苦節17年目で初の猛打賞

8回巨人無死、加藤健は左前にこの日3安打目を放つ=東京ドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「巨人4-2阪神」(10日、東京ド)

 巨人・加藤健捕手がプロ入り17年目にして初の猛打賞をマークした。二回に左前打、六回には追加点につながる右線二塁打を放ち、八回も左前打で出塁した。

 必死に食らいつく姿勢が結果につながったが、加藤は「いいんですよ、僕のことは。ポレダに勝ちがついて良かったです」と、捕手らしいコメント。原監督は「たまには打つよ、3本くらい」と笑った。

 新潟県出身の加藤は1980年度生まれの「松坂世代」。新発田農3年時の98年には、春夏連続で甲子園に出場した。同年のドラフトで巨人から3位指名を受けて入団。17年目の今季は、この日が11試合目の出場だった。

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