ロッテ清田が菅野から特大の3ラン
「オールスター・第1戦、全セ-全パ」(17日、東京ド)
全パの「2番・右翼」で先発した清田育宏外野手(29)が、三回の第2打席に全セ先発の菅野(巨人)から勝ち越しとなる3ラン本塁打を放った。
6年目で初出場となった夢の舞台で、持ち前のパワーを存分に見せつけた。1-1の同点に追いついた直後の三回、1死一、二塁。菅野の甘く入った変化球を豪快にすくい上げると、打球は左翼席上段で弾んだ。
会心の笑顔でダイヤモンドを一周した清田は、ベンチ裏でのインタビューでも「緊張してたんですけど、1打席目終わってからいつも通りできたんで」と満面笑み。シーズン中のヒーローインタビューでは、表情を変えず淡々と話すことが多いが、この日は「前半戦の最後、いい形でヒットが打てたので、そのままオールスターに入れました」と、最後まで笑顔だった。