早実・清宮 夏3戦目は第1打席三塁打

1回早実2死、清宮が三塁打を放つ=八王子市民球場(撮影・堀内翔)
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 「高校野球・西東京大会5回戦、早実-日野」(20日、八王子市民)

 3連戦となった早実のスーパールーキー、清宮幸太郎内野手(1年)は前2戦(3、4回戦)と同じく「3番・一塁」で先発メンバーに名を連ね、一回裏の第1打席は2死無走者から中越え三塁打を放った。

 清宮がカウント1-1から真ん中へのスライダーを鋭く振り抜くとセンターやや右方向へライナーとなり、中堅手がダイビングキャッチを試みたが、打球の速さが上回って後方へ抜けた。清宮は打球の行方を見ながら、二塁を回ってからもスピードを緩めずに三塁へスライディング。続く4番の主将・加藤雅樹捕手(3年)の中前適時打で先制のホームを踏んだ。

 4月入学から高校通算13本塁打の清宮は、夏デビュー戦となった3回戦の東大和南戦(18日)では、第5打席で今大会の初安打初打点となる遊撃後方へのポテンヒット。2戦目の府中西戦(19日)では第1、2打席でいずれも左方向への適時二塁打を放った。

 【清宮・今夏の全打席】(打撃結果後ろの数字は打点)

 ▽3回戦(18日)東大和南 3打数1安打(1打点)四球、四球、二直、投ゴ、遊越え安(1)

 ▽4回戦(19日)府中西  3打数2安打(3打点)左中二(1)、左線二(2)、右飛、四球

(1回戦、2回戦はシード)

 ▽5回戦(20日)日野 中越え三塁打

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