ヤクルト6連勝で単独首位 山田4安打

 「ヤクルト6-5中日」(25日、神宮)

 ヤクルトが山田哲人内野手の4安打2打点の活躍などで接戦を制し、連勝を6に伸ばして単独首位に立った。

 1点を先制された一回裏、山田が左翼ポール際に運んだ。リーグトップを独走する22号ソロで同点。4-4で迎えた六回には再び山田が勝ち越しの適時二塁打を放った。終盤はロマン-オンドルセク-バーネットと外国人投手のリレーで逃げ切った。

 中日は、谷繁監督兼捕手が七回裏の守備から出場。通算試合出場を3017試合として野村克也(元西武)に並ぶ歴代1位タイとなったが、節目の試合を飾ることはできなかった。

 大活躍の山田は、初回の本塁打について「インコースの難しい球でしたが、体の回転で打てました」と自画自賛。6連勝で単独首位に立ったことには「声も出てますし、勝つ雰囲気しか出ていないので、いい状態だと思います」と笑顔で話した。

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