楽天・松井が球団タイ22S目
「オリックス0-3楽天」(2日、京セラ)
楽天が小刻みな継投でオリックス打線に8安打されながら無失点に抑え、2連勝した。オリックスは、勝てば最下位脱出だった1日に続き、5位・楽天に2連敗。
楽天は四回、1死一塁でぺーニャがバックスクリーンへ11号2ランを放ち先制。七回には1死三塁で藤田が左前適時打を放ち追加点。先発・美馬は5回4安打無失点で降板した。
5番手として九回を1安打無失点に抑えた20歳の松井は、12年の青山に並ぶ球団タイ記録の22セーブ目。ヒーローインタビューでは「セーブってやっぱり1人でつくれる記録ではないので、点を取って下さった野手のみなさん、そこまでつないでくれた先輩ピッチャー陣のみなさんに、もう一回しっかり感謝する日になるなと思います」と、晴れやかに話した。
2年目の今季は若き守護神として活躍。次の目標を聞かれると「まず1つセーブを挙げて新記録という形で、次のコボスタでの3連戦で挙げられたらなと思います」と、ホームで西武を迎え撃つ4日からの3連戦での新記録達成を誓った。
今季2度目の先発、オリックスの吉田一は8回を6安打3失点(自責2)で今季1敗目(0勝)を喫した。