西武、79年に並ぶ球団ワースト12連敗
「西武3-4ソフトバンク」(2日、西武ド)
西武が競り負け、「西武ライオンズ」となった初年度の79年以来36年ぶりとなる12連敗で球団ワースト記録に並んだ。首位・ソフトバンクは5連勝で貯金を30に乗せた。
西武は4点を追う七回、2死一、二塁から中村の中越え30号3ランで1点差に迫る執念を見せたが、あと一押しができなかった。
連敗脱出をドラフト1位・高橋光成(前橋育英高)に託したが、プロ初登板初先発のルーキーは3回0/3を5安打4四死球4失点で降板した。
田辺監督は「序盤に一押しが欲しかった。中盤に点が取れていれば…。毎回よくチャンスはつくってるんだよなあ」と、連日の1点差負けを嘆いた先発の高橋光については「彼なりのピッチングができていたと思う。いいところ、悪いところがあった」と、一定の評価を与えていた。
ソフトバンクは二回、1死満塁から牧原が高橋光に死球を受けて押し出しで先制。四回にも鶴岡の右前適時打などで3点を加えて逃げ切った。先発・寺原は7回を10安打3失点で負けなしの6勝目を挙げた。