西武ドラ1高橋光がプロ初勝利
「オリックス0-9西武」(9日、京セラ)
西武は2013年夏の甲子園優勝投手で、昨秋のドラフト1位・高橋光(前橋育英)がプロ2試合目の登板で5回1/3を1安打無失点に抑え、プロ初勝利(1敗)を挙げた。
西武は連敗を2で止めた。三回、脇谷の適時打で1点を先制。八回は2死満塁から森が押し出し四球を選ぶと、続く中村が歴代単独トップとなる通算16本目の満塁本塁打(今季31号)を左翼席へ放ち5点を追加。九回は斉藤の2号2ランと秋山の11号ソロで3点を加えた。
田辺監督からウイニングボールを贈られた高橋光はヒーローインタビューで「すごくうれしいです。しっかり最少失点に抑えて勝ちにつなげたいと思って投げました。回の途中で代わってしまいましたが、よく投げられたと思います。僅差でドキドキしてましたが(八、九回に)打っていただきました。(中村の満塁弾は)すごいホームランでした。(ウイニングボールは)お世話になった両親にあげたいと思います」などと初々しい表情で話し、ファンから歓声と拍手を浴びていた。
オリックスは2連勝で止まった。先発・吉田一は7回2/3、3安打1失点で2敗目。