ソフトBあと1人から4点逆転サヨナラ
「ソフトバンク7-6オリックス」(11日、ヤフオク)
ソフトバンクが4点差を追う九回に柳田悠岐外野手の逆転サヨナラ22号3ランなどで大逆転勝利を果たした。優勝へのマジックナンバーは2つ減り、「33」とした。
試合を決めた柳田はお立ち台で「まさか回ってくるとは思ってなかった。信じられないって感じです」と興奮して振り返った。「感触が良すぎてあんま覚えていないんで、帰って余韻に浸りたい」と勝利に酔いしれた。
2-6で迎えた九回の攻撃でオリックスの佐藤達を攻めた。1死走者なしから、吉村が三塁打で出塁すると、本多が四球、左飛の福田を挟んで明石も四球で出塁し2死満塁と同点のチャンスをつくった。ここで中村が左前に2点適時打を放ち2点差とすると、一、二塁で打席に入った柳田が3ランを放った。
サヨナラ勝利の直前、九回の1イニングを無失点で抑えた巽は7年目にして待望のプロ初勝利。「とにかくうれしいのひと言です。最高です」と柳田の隣で喜びに浸った。