ロッテ・デスパイネ アーチ不敗神話守る
「オリックス2-3ロッテ」(14日、ほっと)
ロッテが連敗を3で止めた。デスパイネは本塁打による「不敗神話」を自らのバットで守った。
デスパイネは0-2の七回に中越えに15号ソロ。さらに1-2の八回は1死一、二塁から左中間2点二塁打を放ち勝ち越した。これで自身が本塁打を打った試合は昨年の9月23日から16戦負けなしとなった。
先発・涌井は7回6安打2失点で、西武時代の2010年以来となる2桁勝利の10勝目(7敗)を挙げた。大谷がつなぎ、西野が26セーブ目(1勝2敗)。
デスパイネは「(本塁打は)低めの多分ボールだと思うが、強く引っぱたいた。(八回は)チャンスで決めてやろうと、いい当たりで勝利に貢献できた。涌井もすばらしいピッチングだった。僕がホームランを打つと負けないことは知っていた。これからも打ち続け、勝ち続けたい」と喜びを表し、左翼スタンドに陣取ったファンに向かい「デスパ~」と声を掛けると「イイネ~」と大声援を返された。
オリックスは初回、1番・小田が安打で出て二盗。1死三塁から糸井の二ゴロの間に1点を先制。三回は岩崎の左前適時打で2点目。
先発・松葉は6回0/3、3安打1失点