オリ吉田一4失点KOデスパの威嚇に…
「オリックス-ロッテ」(16日、京セラ)
オリックスの先発吉田一は五回途中4失点でKOされた。
「なんとか最少失点で粘りたかったんですが。全体的にボールが高かったところなど、最後まで修正することができませんでした」
初回は簡単に2死を取るが清田に高めに浮いたフォークを打たれ右中間への二塁打。続くデスパイネの初球は内角をえぐる140キロ。ところが前日に死球を受けているデスパイネは打席の中でヘルメットを脱ぎ、吉田一に正対する格好のまま、しばらくにらみつけてから再び構えた。不穏な空気に動揺したのかストレートの四球。角中も四球で満塁のピンチを迎えるが、ここはなんとかしのいだ。
ところが三回にそのデスパイネに先制打を浴びると角中に一発を食らう。五回にも清田に一発。デスパイネに中前打を打たれたところでKOとなった。