ハム大谷自己最多12勝も監督は辛口
「ロッテ0-6日本ハム」(18日、QVC)
日本ハム・栗山監督が、大谷翔平投手の完封勝利をまたも褒めず、辛口採点した。
この日は最速159キロの直球にスライダー、カーブを織り交ぜ、9回6安打無失点。12奪三振の好投だった。
13年以来2度目のQVCマリンスタジアムでの登板。バックネットに向かって吹いてから跳ね返り、ホーム方向に流れる風の恩恵も受け「ホーム方向から感じる風で変化球の曲がりもよかった」(大谷)と三振の山を築いた。
連敗中で臨んだマウンドで、自己最多12勝目を挙げてリーグ単独トップをキープ。今季3度目の完封勝利を決めた大谷に、栗山監督は「この間はやられていたので、今日はすごく大事だった。この感じで投げてくれれば」と淡々。投球内容については「普通。良くはない。普通。まだ心配でしょうがない。課題はある」とこれまで通り評価は厳しかった。