【オコエ一問一答】「プロに行きたい」
「全国高校野球・準決勝、東海大相模10-3関東一」(19日、甲子園)
走攻守すべてでプロ注目の関東一・オコエ瑠偉外野手(3年)は、この日も「1番・中堅」で先発。5打数1安打に終わり、試合後は「プロに行きます」とプロ志望を表明した。敵味方にかかわらず、登場するたびに球場全体を沸かせた大器は、大粒の涙を流しながら次のステージでの活躍を誓った。
オコエの主な一問一答は次のとおり。
-試合を終えて。
「悔しい結果になったけど、相手は全国でトップクラスの学校。評判通りのすごいピッチャーで甲子園に出てこないと対戦できない。悔いはないです」
-第4打席でヒット(左前打)が出た。
「点差は離されてましたけど、自分が出てチャンスを作ろうと思った。技術がなくて気持ちしかないなと思った」
-試合後の整列後、東海大相模・小笠原投手には何を。
「『自分たちの分まで優勝してくれ』と言いました」
-小笠原投手との(八回の)対戦を振り返って。
「まっすぐ(147キロ)で勝負してくれてうれしかった」
-八回の第4打席の歓声は聞こえていたか。
「聞こえていました。ファンの皆さんに力をもらった」
-どんな甲子園だったか。
「メンタル面などいろいろな部分で成長させてもらった。一生忘れられない場所になる。自分がいいプレーをすれば沸く、最高の場所でした」
-今後は。
「プロに行きたい。すべてでトップレベルの選手になりたい。自分をもっと磨いて、プロでもしっかりと走攻守でチームを引っ張っていけるような選手になりたい。目標の選手?今までの日本にいなかったような選手になりたいので、別々(部門別)に設定します。秋は3番を打っていたし、1番にもこだわらず、最適なスタイルを探していきたい」