巨人 リーグタイ記録の猛攻
「巨人-阪神」(19日、東京ド)
巨人が五回にセ・リーグタイ記録となる1イニング6二塁打と球団タイの同10安打をマークした。
阪神・能見に対し、四回までは無安打無得点だったが、3点を追う五回に打線が爆発。先頭長野の右前打を足がかりに亀井、村田、小林の4連打で2点を返した。さらに、代打・井端の左犠飛で3-3と追いついた。
ここで1死一塁となったが、打線の勢いは止まらない。好調立岡の左中間二塁打で1死二、三塁と好機を拡大。続く片岡が左前に2点適時打を放ち、5-3と試合を引っ繰り返し、能見をKOした。
2番手の歳内に対しても攻撃の手を緩めず。坂本が左翼線へ適時二塁打を放ち、6-3。阿部、長野も連続四球で1死満塁とすると、亀井は3番手の山本から右越え2点二塁打。そして村田が左翼線へ2点二塁打を放ち、10点目を挙げた。
東京ドームのG党がお祭り騒ぎとなる中、この後も猛攻撃は終わらない。小林が凡退後、2死満塁の好機をつくり、片岡が左翼線へ2点二塁打。1イニング12点、50分超も攻撃を続けるスーパービッグイニングとなった。