日本キューバ圧倒、8連勝で決勝へ弾み
「U-18W杯・スーパーラウンド、日本9-0キューバ」(5日、甲子園)
日本がキューバに勝利し、今大会全勝の8連勝で、既に進出を決めている米国との決勝戦(6日、甲子園)へ弾みをつけた。初回と三回に平沢大河(仙台育英)が2打席連続適時打を放つなど3打点の活躍で、チームを勢いづけた。
投手陣も先発の小笠原慎之介(東海大相模)から高橋純平(県岐阜商)-成田翔(秋田商)-高橋樹也(花巻東)-森下暢仁(大分商)の5人が無失点リレーで相手打線を封じた。
平沢は「完璧にとらえた当たりではなかったんですけど、いいところに落ちてくれてほっとしています。5番にさせてもらってから打点を稼ぐのが役割と思う。チャンスに回ってきたら打点を稼ぎたいと思います」と冷静に振り返った。木製バットでの打撃は「変わりなくやっています」。6日の米国との決勝戦へ「(米国は)すごく力のあるバッターが多いので、(日本は)力では負けているんですけど細かいところで勝てるようにしたいと思います。(チームが)すごくいい状態にあるので、明日へ向けて今日の夜から準備したいと思います」と意気込んだ。
九回の守備では一塁に入っていた勝俣翔貴(東海大菅生)がカメラマン席に飛び込みながらファウルフライをつかむファインプレーもあった。
4番・DHに入った清宮幸太郎(早実)は空振り三振、右前打、中飛、捕邪飛、四球の4打数1安打だった。