「ロッテ２－６オリックス」（１２日、ＱＶＣマリンフィールド）

　オリックスが快勝で５位に浮上した。一回、２死一、二塁からＴ－岡田、安達の連続適時打で３点先制。四回には安達が左へ１１号ソロ。九回にも糸井の２点二塁打で突き放した。先発の西は６回１失点で７勝目を挙げた。

　ロッテは先発古谷が４失点で五回途中で降板。打線も１４安打を放ちながら、つながりを欠いて２点止まり。九回は無死満塁と反撃したが、デスパイネが三振、今江も併殺打に倒れた。

　２安打３打点の安達は敵地でのヒーローインタビューで「Ｔ（岡田）が回してくれたので、自分も気持ちよく打席に入れて打つことができました」と初回の先制打を振り返った。四回の一発には「風もあったのでいかないと思ったけど、いってよかった」と笑顔。チームは最下位を脱出したが「自分たちはまだまだ勝たないといけないので、明日もあさってもどんどん勝っていきたいと思います」と高らかに宣言していた。