ソフトバンク・サファテが球団新39S
「ソフトバンク2-0ロッテ」(19日、ヤフオクドーム)
すでに優勝を決めているソフトバンクが、中田-サファテの1安打完封リレーでロッテに快勝した。
ソフトバンクは四回、2死一、三塁から8番・今宮の中前適時打で先制。六回にも2死満塁から、9番・高谷の遊撃適時内野安打で加点した。
先発・中田は、1番・荻野の中前打1本に抑える8回1安打無失点で9勝目(6敗)。お立ち台で「たまたま良かったんですけど…(捕手の)高谷さんとしっかり話し合って投げました」と謙虚に話した。8回で降板し、移籍後初完封は逃したが「『良かったな。またこれを継続してくれ』と、監督に言われましたので」と、確かな信頼感を口にした。
九回を三者凡退で締めくくったサファテは、リーグトップの39セーブ目。07年に馬原(現オリックス)が記録した38セーブを更新する球団新記録に「馬原投手は素晴らしい投手なので、そのピッチャーの記録を抜けたのはうれしく思いますし、自分一人の力ではできないのでチームメートに感謝したい」と、穏やかな表情で喜んだ。
リーグ優勝を決めた17日の西武戦(ヤフオクドーム)で胴上げ投手になった守護神は、「あと2回ビールかけをして連覇というのを目標にしているので頑張りたい」と沸き上がるスタンドに宣言した。