巨人・菅野、3年連続2桁勝利に笑顔
「巨人3-0阪神」(22日、東京ドーム)
巨人の先発・菅野が7回を3安打無失点の好投で、8月20日・阪神戦(東京ドーム)以来の10勝目(10敗)を挙げた。
菅野は二回に1死満塁のピンチを迎えたが、大和、岩崎を空振り三振に切ると、その後は気迫あふれる投球で10奪三振の快投を見せた。勝ち投手の権利を持ち、七回の打席で代打が送られた。
ゲーム差なしの3位で迎えた伝統の一戦。エースとして、その役割をしっかり果たした菅野は、お立ち台で帽子を取って両手を挙げると「最高の気分です」と、笑顔を見せた。
調子はあまり良くなかったというが「残り試合も少ないですし、1試合1試合本当に大切な戦いなので、いつも以上に気合を入れて投げました。うまく小林がリードしてくれて、サードの岡本にも何回も助けられて、本当にみんなで勝ち取った勝利だと思います」と、かみ締めるように話した。」
3年連続の2桁勝利。勝てない時期も続き「今年は10勝するまで長かったですけど、まだまだ貯金を作れてないので、何とか残り試合全部勝って少しでもチームに貢献できるように、優勝できるように頑張りたいと思います」と宣言した。