DeNA筒香&嶺井弾で最下位対決制す
「DeNA10-6中日」(22日、横浜スタジアム)
5位・DeNAがゲーム差なしの最下位・中日との“最下位攻防戦”に競り勝った。中日は2連敗。
DeNAは三回、1死二、三塁から2番・山崎憲の左中間2点二塁打と4番・筒香の右翼越え21号2ランで4点を先制。五回にも1死一、三塁から6番・柳田の左前適時打、なおも2死一、二塁から8番・嶺井の右前2点適時打で3点を加えた。
六回には中日の6番・エルナンデスにバックスクリーンへの10号2ランを浴びたが、その裏に筒香の左越え適時二塁打、続くロペスの右前適時打できっちりと2点を取ってお返し。七回にも嶺井の左翼越え5号ソロで突き放した。
一発を放った筒香は3安打3打点、嶺井も4安打で3打点をたたき出した。大活躍の嶺井は「きのう自分のふがいないプレーで負けたので、何とか取り返そうと頑張りました」と話した。
先発・三浦は6回を8安打2失点の好投で6勝目(5敗)。一回に二塁打され、二回には無死満塁のピンチを招き「最初どうなるかと思ったんですけど、嶺井がうまく引っ張ってくれて踏ん張れました」と感謝。41歳のベテラン右腕は「本当にピッチャーを引っ張ってくれて、自信を持ってサインを出してくれるので、僕はその球種どおり投げることに集中して投げてます」と、24歳の若いキャッチャーへの抜群の信頼感を口にした。
中日は先発・大野が5回11安打7失点で早々に降板。8点を追う八回には2死一、二塁から9番・桂の左前適時打、大島の三塁内野適時安打、亀沢の左前適時打、福田の中前適時打と2死からの4連打で4点を奪い4点差としたが、ここまでだった。