巨人4連勝ヤクルトのマジック点灯阻止

試合後、笑顔でVサインを見せる巨人・坂本(右)とマイコラス(撮影・吉澤敬太)
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 「巨人2-0広島」(24日、東京ドーム)

 巨人が完封リレーで4連勝を飾り、首位ヤクルトのマジック点灯を阻止した。

 三回まで無安打に抑えられていた巨人は、0-0で迎えた四回、1死二塁から坂本が広島先発・野村の変化球を左翼席へ運ぶ先制2ラン。この日は得点圏に走者を置いたのは2度しかなかったが、少ないチャンスをしっかり生かした。

 投げては先発のマイコラスが、7回1/3を5安打無失点で12勝目。山口、マシソン、沢村と救援陣も広島の攻撃を無得点に封じ切り、本拠地の東京ドームで11連勝を飾った。。

 決勝点をたたき出した坂本は「後で見たらすごい厳しいコースでしたけど、必死にボールに食らいついて打った結果がホームランになりました」と笑顔。26日からは首位のヤクルトを迎えて東京ドームで2連戦だけに、「強いチームですけど、僕たちも負けられないんで、2連勝してなんとか優勝に近づけるように頑張ります」とファンに誓った。

 快投で自身10連勝を飾ったマイコラスは「調子は良かったですけど、いい守備もあったし、勝つための点も取ってくれたので、みんなの努力のたまものです」と謙虚なコメント。満員のファンに向け「次も勝ちたいと思います!」と力強く宣言した。

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