史上7人目の三冠王で今季限りでのソフトバンク退団を表明し、現役続行を目指す松中信彦内野手(41)が1日、ヤフオクドームで行われたシーズン本拠地最終戦の楽天戦に「7番・指名打者」で先発出場し、4打席4三振だった。ソフトバンクで最後の試合となる見込みで、ファンからは大きな声援が送られた。
「中途半端なスイングをしないように。何とか一本打てるよう頑張りたい」と臨んだ。六回1死満塁の第3打席では空振り三振に倒れ、最後の打席だった九回もバットが空を切った。パ・リーグで2連覇決定後にクライマックスシリーズを控える中で出場機会を与えられたが、9試合で15打数1安打に。