東海大相模のV腕・小笠原がプロ志望届
今夏甲子園で優勝した東海大相模(神奈川)のドラフト候補コンビ、小笠原慎之介投手と吉田凌投手(ともに3年)が7日、神奈川県高野連にプロ志望届を提出し、相模原市内の同校で会見した。
小笠原は、最速152キロの本格派左腕。U-18ワールドカップでも、高校日本代表メンバーとして準優勝に輝いた。ドラフトまでは2週間余り。「待ち遠しいのと不安が半々くらい」としながらも「長く野球をやって、子供たちに夢を与えられる投手になりたい」と目標を掲げた。
最速151キロ右腕の吉田は、夏の甲子園では3試合に登板して優勝に貢献。昨夏神奈川大会決勝では大会タイ記録の1試合20三振を奪った。「自分は指名があるかどうか、不安しかない」と胸中を吐露。それでも「もし指名されたら、どんな状態でも勝てる投手になりたい」と、夢の舞台に思いをはせた。
ともに意中の球団はなく12球団OK。「あこがれの投手はいない。自分が目標とされる投手になりたい」と口をそろえた