巨人アンダーソン2点打でリード広げる
「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト-巨人」(14日、神宮球場)
五回に坂本の2ランで逆転した巨人が、六回に2点を追加した。
ヤクルト2番手・ロマンに対し、先頭の村田が死球で出塁。亀井の右前打、加藤の犠打で1死二、三塁とし、代打・アンダーソンが打席に入った。
1ボール2ストライクからの4球目だった。低め直球をたたきつけると、打球は前進守備の二塁・山田の頭上を越えて右前へと抜けていった。これが2点タイムリーとなり、貴重な追加点をもたらした。2者が生還し「次の1点が大事なのは分かっていたので、どんな形でもチームが得点するような打撃を心がけた。上からたたいた分、打球が跳ねてくれた」と、白い歯を見せた。