伊東監督、延長サヨナラ負けに悔い
「パCSファイナルS・第1戦、ソフトバンク3-2ロッテ」(14日、ヤフオクドーム)
リーグ3位から勝ち上がり05年、10年に続く“下克上”日本一を目指すロッテは、リーグ2連覇のソフトバンクに延長サヨナラ負けした。
三回2死一、二塁から3番・清田の右越え2点二塁打で先制しながらその裏に追いつかれ、競り負けた。伊東監督は「しょうがない。選手は一生懸命やってくれて、どちらに転んでもおかしくなかった。ただ1点が遠いな」と、選手をいたわりつつもあと1本が出なかったことを悔やんだ。
2点リードの三回裏にソフトバンク・柳田に同点2ランを浴び、3回6安打2失点で降板した先発・大嶺祐には「肘と肩に張りがある中でのマウンド。あの重圧の中でよく投げてくれた」とねぎらった。
リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージがあり、ソフトバンクは2勝、ロッテは1敗となった。先に4勝したチームが、24日から始まる日本シリーズに進む。