ロッテ田村、前日ミスを取り返す同点打
「パCSファイナルS・第2戦、ソフトバンク-ロッテ」(15日、ヤフオクドーム)
14日の第1戦に敗れ、アドバンテージを含め対戦成績が0勝2敗となったロッテが、田村の適時打で同点に追いついた。
0-1で迎えた四回、1死から鈴木が右中間への二塁打で出塁。2死二塁となった後、田村がバンデンハークの真ん中に入った150キロ直球を中前にはじき返して同点とした。
田村は14日の第1戦でも先発マスクを被ったが、延長十回、先頭の上林を三振に封じながらボールを弾いて振り逃げを許し、結果的にサヨナラのホームを踏まれた。終了後はベンチで涙を流して悔しがっていただけに、早くもバットで屈辱を晴らし、「ストレートが来るまで変化球をカットすることができた。ストレートしか打てないので。まず同点に追いつくことができてよかった」と喜んだ。
ロッテ先発の古谷は二回、李大浩に右越えの先制弾を打たれたが、その後はテンポ良い投球で強打のソフトバンク打線に的を絞らせず。四回を1失点でしのいだ。