巨人・井端、引退は新監督の連絡で決意
巨人・井端弘和内野手が24日、都内の球団事務所で会見を行い、今季限りの現役引退を発表した。
23日に同級生の高橋由が来季の巨人監督就任と、現役引退を発表。高橋監督本人から報告を聞き、自身の引退も決意したという。
「2年前に巨人に来て、同級生の由伸…って言っていいのかな。由伸より先に辞めることがあっても、長くやることはないなと思っていました。由伸から『来年から監督引き受けることになった。よろしくお願いします』と、連絡を受けた。短い内容だったけど、僕もすぐに辞めようという気になって、球団に電話しました」と語った。
今後については「先のことは考えていない」とし、改めて高橋監督に「自分がもし、監督をやるとしたらとんでもないこと。ものすごい大変な道を選んだ。でも僕らの世代のスーパースター。どんな困難にも立ち向かえると思うし、大丈夫だと思う」とエールを送った。
井端は亜細亜大から1997年にドラフト5位で中日入り、昨年から巨人でプレーした。今季は98試合に出場し269打数63安打。打率・234。プロ通算1896試合に出場し、1912安打。打率・281。シュアな打撃と内野ならどこでも守れる守備力で、ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回を受賞。2013年にはWBC日本代表としても活躍した。