ソフトバンクが2年連続7回目の日本一

 ナインの手で宙を舞う工藤監督(撮影・吉澤敬太)
3枚

 「日本シリーズ・第5戦、ヤクルト0-5ソフトバンク」(29日、神宮球場)

 ソフトバンクが完封勝ち。対戦成績を4勝1敗として、2年連続7回目(前身の南海、ダイエー時代含む)の日本一に輝いた。工藤監督は胴上げで9度、宙に舞った。

 四回1死三塁から李大浩の左翼ポール際への2ランで先制。五回には1死満塁から明石の左前適時打で1点、柳田の一ゴロ間に1点を加え、リードを広げた。九回には2死三塁から柳田の中前適時打でダメ押しした。

 先発のスタンリッジは二回に2死一、三塁、三回に1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けるなど力投。6回4安打無失点で勝利投手となった。七回以降も救援陣が好投。九回をサファテが締め、完封リレーで逃げ切った。

 ヤクルトは先発の石川が4失点で五回途中降板。救援陣は踏ん張ったものの、打線がソフトバンク投手陣の前に散発5安打無得点に抑え込まれた。

 日本シリーズの連覇は巨人、西鉄=西武、阪急(現オリックス)、広島に次ぎ5球団目で、1990~92年に3連覇した西武以来。過去4球団はいずれも同一監督での連覇で、異なる監督での連覇は初めてだ。また、新人監督で日本一となったのは、工藤監督が10人目。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス