夏甲子園4強の関東第一が2年ぶり決勝
「高校野球・秋季東京大会準決勝、関東第一8-1帝京」(7日、神宮)
今夏甲子園4強の関東第一が七回コールド勝ちし、2年ぶりに決勝に進んだ。
1点を追う二回に8番・本橋慶人外野手(2年)が左翼線に2点適時二塁打を放ち逆転。その後も加点して5-1で迎えた七回、本橋が左越えに3ランを放ち、コールド勝ちを決めた。
5打点と大爆発した本橋は、今秋からベンチ入りした身長167センチの小兵で、練習試合も含めて高校初本塁打。準々決勝の修徳戦後に、スタンスの幅を狭めるなどのフォーム修正で結果につなげ「(ホームランは)まさか行くとは思わなかった。うれしかった」と、笑顔がはじけた。
楽天にドラフト1位指名されたオコエを擁した旧チームと比べ、スター選手は不在。それでも、米沢貴光監督は「試合ごとに違う選手が活躍している。3年生とは違ったいいものがあると感じている」と、ナインをたたえた。