侍J 小久保監督「大谷翔平に尽きる」
「プレミア12・1次ラウンド、日本5-0韓国」(8日、札幌ドーム)
投打のかみあった日本が韓国に完勝し、開幕戦を白星で飾った。
先発大谷(日本ハム)は最速161キロの直球と140キロ台のフォークを武器に韓国打線を6回無失点に抑えた。則本(楽天)、松井(楽天)の3人で零封継投を完成させた。
打線は計12安打で5得点。二回に平田(中日)の適時打と坂本(巨人)の犠飛で2点先制すると、五回、六回、八回と着実に加点した。
試合後、小久保監督の勝利監督インタビューは次のとおり。
-開幕戦勝利おめでとうございます。
「ありがとうございます」
-今の気持ちは。
「かなり前からプレッシャーがあったんですけど、今日は本当、大谷翔平に尽きると思います」
-大谷の投球はすばらしかった。
「札幌で開幕というところで、(大谷)翔平にはかなり前に『開幕戦いくぞ』という話はしていた。彼もかなりプレッシャーはあったと思うんですけど、本当に最高のピッチングをしてくれました」
-打線も効果的に得点を重ねた。
「打線の方はヒーローはたくさんいますので、1人挙げるのは難しいですけど、(五回と八回に)ツーアウトからつなぎながら1点取ったり、あとは(八回1死)一、二塁での(坂本)勇人のファインプレーもすばらしかった」
-守りも継投面でも非常に粘り強い戦いになった。
「点差は最後は5対0でしたけど、国際大会は何があるか分からないので、最後の最後まで気持ちは引き締めていました。松井裕樹も非常にプレッシャーの中で5点あったとはいえ、最後はきっちりゼロで抑えてくれたのでよかったです」
-いよいよ台湾に向かうことになる。これから続く戦いに向けてひとこと。
「台湾に行っても、緩めることなく、とにかく全部勝って、予選を通過したいと思います」