侍J3連勝 中田が決勝打含む3打点
「プレミア12・1次ラウンドB組、ドミニカ共和国2-4日本」(12日、桃園国際棒球場)
日本が6番・中田翔(日本ハム)の決勝二塁打でドミニカ共和国を振り切り、3連勝を飾った。ドミニカは3連敗。
初回に相手失策に乗じて1点を先制した日本は、四回に中田の中前打で2-0とリード。右脚ふくらはぎ負傷で緊急降板の先発・武田(ソフトバンク)を五回からリリーフした2番手の小川(ヤクルト)が七回に2ランを浴びて追い付かれたが、続く八回、2死一、二塁から中田の左翼線適時二塁打で再び2点を勝ち越した。
11日のメキシコ戦でサヨナラ打を含む3安打5打点を放った中田は、この日も四回に左前適時打でチーム2点目をたたき出しており、2安打3打点の大活躍だった。
中田は決勝二塁打を「追いつかれてソワソワしてる中で、何とか1点でもいいからピッチャーのために取ってあげたいなと思ってたんで、すごくいいところに飛んでくれたなあと思います」と謙虚に振り返った。小久保監督も「昨日今日と、打線ではホント中田さまさまですね。集まってから非常に調子が良くて、救われました」と話し、試合後にがっちりと握手していた。
1次ラウンドは各組6チームの総当たり戦で、上位4チームが決勝トーナメントへ進む。13日は全チームとも試合がなく、日本は4連勝をかけて14日に米国と戦う。