早大決勝進出 1年生小島1失点完投!
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「明治神宮大会・大学の部準決勝、早大2-1上武大」(17日、神宮)
早大が投手戦を制して、5年ぶりの決勝進出を果たした。
1年生左腕の小島和哉投手(浦和学院)が3安打1失点完投。制球にやや苦しむ場面もあったが、140キロ台前半のキレのいい直球中心に、ソロ被弾の1点のみに封じた。
勝利の瞬間、左拳を握って笑顔を見せた小島は「勝てたのでよかった。上武大さんは粘り強くしぶとさを感じた。気持ちを前面に出して投げないと抑えられないと思った」と振り返った。
打っては、楽天にドラフト3位指名された茂木栄五郎内野手(4年・桐蔭学園)が、初回に先制の右前適時打。四回には丸子達也内野手(4年・広陵)の右越えソロで貴重な1点を追加した。
春秋リーグ戦を連覇し、6月の全日本大学選手権でも優勝。今大会を制すれば、東京六大学勢では初の“4冠”となる。偉業をかけて大学最終戦に臨む茂木は「明日は何としても勝ちたい」と、気合を入れた。