日本ハム・大谷、ベストナイン初選出

 日本ハムの大谷翔平投手(21)が24日、投手部門のベストナインに初選出された。今季はリーグトップの15勝、勝率・750で最高勝率、防御率2・24で最優秀防御率の投手タイトル部門3冠に輝いた功績が認められた。

 高卒3年目の日本ハム投手の受賞は、07年のダルビッシュ有以来。大谷は球団を通じ「念願のベストナインなので、素直にうれしいです。大変光栄に思いますし、評価してくださった皆さんには感謝しています。来年以降も受賞できるようにしっかり準備していきたいと思います。来年は日本一を達成した上で獲れるように頑張ります」とコメントした。

 パ・リーグでは大谷のほか、炭谷銀仁朗捕手(西武)、中島卓也遊撃手(日本ハム)、秋山翔吾外野手(西武)、清田育宏外野手(ロッテ)が初受賞。過去に外野手で2回選出されている中田翔(日本ハム)は、一塁手で初受賞となった。一塁手で1回受賞している李大浩(ソフトバンクは)も指名打者では初受賞。二塁手の田中賢介(日本ハム)は3年ぶり6度目、三塁手の中村剛也(西武)は3年ぶり5回目、柳田悠岐(ソフトバンク)は2年連続2度目の選出となった。

 セ・リーグも捕手の中村悠平、一塁手の畠山和洋、三塁手の川端慎吾(以上ヤクルト)、外野手の筒香嘉智(DeNA)、平田良介(中日)の5選手が初受賞。投手は前田健太(広島)が2年ぶり3度目、二塁手は山田哲人(ヤクルト)が2年連続2度目、遊撃手は鳥谷敬(阪神)が3年連続6度目の選出となった。外野手の福留孝介(阪神)は9年ぶり4度目の受賞。

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