楽天に新加入した今江敏晃内野手が15日、東日本大震災で被災した福島県いわき市を訪問し、小中学生らと触れ合った。ロッテ時代から続けている慰問活動だが、ことしは東北の球団の一員として訪れ「気持ちが違う部分はある。多少(心の)距離は近くなったのかな」と笑みを浮かべた。
今季まで所属したロッテの球団職員の同市にある実家が被災したことをきっかけに5年連続で訪問している。子どもたちの中には、東京電力福島第1原発事故の影響で避難生活を強いられている生徒もいる。それでも熱烈な声援に迎えられ「逆に感謝状を贈りたいくらい」と恐縮した。