オリックスの新入団会見が２０日、大阪市内のホテルで行われ育成選手２人を含む１２人が抱負を語った。

　異色だったのはドラフト２位の近藤大亮（パナソニック）。会見を観覧したファンクラブの一人が早くも背番号２０、「近藤大介」の名前が入ったユニホームを着て盛り上げた。

　聞けば社会人入社当初から私設後援会があるとか。

　「“大ちゃん熱烈応援隊”と言って、同じ職場のおじちゃん、おばちゃんが中心になって３０～４０人くらいで応援してくれています」

　パナソニック内でも異例のこと。試合のあるときには球場に横断幕も張られたという。

　「僕、おじちゃんに人気あるみたいなんです。おばちゃんと。おねえさんには、ないんですよ」と苦笑い。

　本業では１５０キロの快速球が武器。「オリ姫の皆さんも熱くしていけるような投球をしたいです」と意気込みを話していた。