ヤクルトの小川、沢村賞狙う 都内で自主トレを開始

 ヤクルトの小川泰弘投手が3日、東京都内で自主トレーニングを開始した。プロ入りから3年間で36勝を挙げた右腕は、4年目の目標に初の沢村賞獲得を掲げ「目標は大きく。自分の中で決めて取り組んでいきたい」と誓いを立てた。

 リーグ連覇を目指すチームの柱として、今季は沢村賞の選考基準にもある200投球回を意識する。昨季は168回で完投も1試合のみ。より長い回を投げるために「無駄な力を入れず、疲れをためないための投げ方を意識している」とキャッチボールは塁間ほどの短い距離で「脱力フォーム」の習得に重点を置いている。

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