プロ野球・楽天のドラフト1位新人、オコエ瑠偉外野手に7日、観光大使就任のオファーが舞い込んだ。イチゴ好きと聞きつけた生産地、宮城県亘理町の斎藤貞町長が仙台市内の選手寮を訪れ「受け答えもしっかりしていてスター性が十二分にある」と熱望した。
東日本大震災で亘理町のイチゴ農家は壊滅的な打撃を受け、今も生産量は震災前の7割程度だという。贈呈された果実を頬張ったオコエは「とても甘くておいしかった」とにっこり。ただし、大使就任には「話題先行でなく、まずは野球で活躍したい」とやや困惑気味。プロの世界はイチゴのように甘くないと言わんばかりだった。