オリのドラ2・近藤、酒井コーチが高評
オリックスの合同自主トレが15日、ほっともっとフィールド神戸で行われ、左ふくらはぎ筋膜炎のドラフト1位の吉田正、大学の授業で抜けている3位の大城をのぞく10選手が汗を流した。
ドラフト2位の近藤大亮投手(パナソニック)が初のブルペン入り。捕手を立たせたまま30球、力のこもった投球を見せた。
「腕もしっかり振れていました。この時期にブルペンに入るのは初めてですが、感触は良かった。酒井投手コーチが見ていて緊張しました」
見守った酒井勉投手コーチは「肩ができている。強い、キレのいい、質のいいボールを投げていた。(新人の中で)一番、下半身を使って投げていた。足首も柔らかく使えていた。東明にリズム感が似ている。ボールに力を伝えている感じがね」と高評価を与えていた。
起用法についてはキャンプで適性を探ることになっているが、酒井コーチは「希望としては先発をやらせてみたい。20代でローテーションを組めれば4、5年チームは安定する」と期待していた。