西武の多和田が初ブルペン入り ドラフト1位、「安心した」

 西武のドラフト1位新人の多和田(富士大)が25日、西武第二球場でことし初めてブルペン入りし、捕手が立った状態で約20球を投じた。右肩を痛めた昨年5月以来、ブルペンで捕手に対して投げていなかったようで「久しぶりに投げられたので安心した」と笑顔を見せた。

 渡辺シニアディレクターや潮崎ヘッド兼投手コーチらが見守る中、下半身が低く沈み込むフォームから評判通りの伸びのある直球を披露した。捕球した藤沢は「涌井さんの球を初めて受けた時みたいな怖さがあった。急に伸びてくる」と驚き、潮崎コーチも「柔らかさを感じる。素晴らしい」と素質の良さを評した。

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