楽天は遠征先の静岡で黙とう スポーツ界でも哀悼の意

 東日本大震災から5年となった11日、スポーツ界でも各地で犠牲者に哀悼の意を表した。プロ野球楽天は遠征先の静岡市で、練習前に黙とうをささげた。半旗の下、梨田昌孝監督や主将の嶋基宏ら選手、首脳陣が東北の方角に向け約1分間、こうべを垂れた。

 嶋は「風化が進み、正直、忘れかけている人もいると思うが、被災された方々の心はまだまだ癒やされていない。今季こそ(日本一になった)2013年の感動をもう一度味わえるように、東北の皆さまとともに全力で戦っていく」とコメント。立花陽三球団社長は「これからも可能な限りの支援活動を各地で続けたい」と述べた。

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