巨人新オーナー「信頼回復へ全身全霊」

記者会見で野球賭博問題を謝罪する巨人・老川祥一オーナー=読売新聞東京本社(撮影・開出牧)
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 巨人の新オーナーに就任した老川祥一氏が11日、東京・大手町の読売新聞東京本社で記者会見を開いた。

 8日に高木京介投手が野球賭博に関与していたことが発覚し、白石興二郎前オーナーが辞任。シーズン開幕を2週間後に控え、球団トップが急きょ交代する事態となった。老川氏は、冒頭で「不祥事に関しましておわびを申し上げます」と謝罪。「このような時期に、読売巨人軍のオーナーに就いたことの重みを受け止め、松田昇オーナー代行と力を合わせて、球団の信頼回復のために全身全霊をささげる所存です」とコメントした。

 老川氏は早大から64年に読売新聞社に入社。政治部長、大阪本社代表取締役社長を経て、14年からはグループ本社取締役最高顧問・主筆代理・国際担当(ジャパン・ニューズ主筆)。

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