プロ野球の7球団で自チームの勝敗に絡む現金のやりとりが発覚した問題で、パ・リーグ6球団による臨時理事会が18日、東京都内で開かれ、25日の公式戦開幕を延期しないことを確認した。セ・リーグも17日の臨時理事会で開幕日程を変更する考えはないと明らかにしている。
理事会では、勝敗に絡む現金授受について新たな事案の報告はなかった。コミッショナーから調査を指示されていた野球賭博への新たな関与もなかった。理事長を務める西武の関洋二球団専務は「いかにして25日(の開幕)を気持ちよく迎えられるか議論した」と話した。