明徳義塾・馬淵監督「一番恥ずかしい」
「選抜高校野球・1回戦、龍谷大平安7-1明徳義塾」(21日、甲子園球場)
1回戦屈指の強豪対決として注目された好カードは、龍谷大平安打線が15安打7得点と爆発。明徳義塾は昨夏に続いて2季連続での甲子園初戦敗退となった。
明徳義塾の馬淵史郎監督(60)は「相手の思い通りにやられた。きちんとやらんと甲子園では勝てん。今までの中で一番恥ずかしい敗戦」と嘆き節が止まらなかった。
先発の中野が二回に4連打で先制されると、三回には橋本、岡田に連続本塁打を浴びた。四回に継投した左腕北本も五、七回に計4失点。中盤までの大量点で勢いづいた相手打線を止められなかった。
打線も初回の先制機を逃し、二回に相手のミスで1点を返して以降は連打も出ず。「やることなすこと全然ダメ。裏目裏目。夏に向けて何から手をつけたらいいんかわからん」と同監督は困惑の表情。それでも「昔やったら選手が悪いと言っていたけど、60歳を過ぎたら監督が(指示を)徹底できんかったということ」と責任を負っていた。