ヤクルト、昨季4戦4勝の菅野打てず

5回ヤクルト2死一、三塁、好機で中飛に倒れたヤクルト・山田。後は宮出コーチ=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人3-1ヤクルト」(25日、東京ドーム)

 ヤクルトは3年ぶりの開幕黒星スタートとなった。昨季4戦4勝の菅野を打ちあぐね、7回を無得点に抑え込まれた。真中監督は「いつもより菅野は荒れ気味で絞りきれず、打ち崩せなかった」と苦い顔だった。

 二回には無死二、三塁の、絶好の先制機を迎えたが、本塁が遠かった。三回2死二塁、五回2死一、三塁の場面で凡退した山田は「チャンスで菅野さんを打てなかったので悔しいです」と険しい表情で振り返った。

 それでも昨季トリプルスリーの若武者は、八回に中越えの適時二塁打を放ち今季初安打、初打点をマークした。「個人的には(安打が)出るのと出ないのでは全然違う。切り替えていくしかない」と山田。26日の第2戦こそ昨季、王者の底力を見せつける。

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