中日・ビシエドが開幕から3戦連発
「阪神-中日」(27日、京セラドーム大阪)
中日の新外国人・ビシエドが、開幕から3戦連発となる本塁打を放った。新外国人選手の開幕からの3戦連発は、プロ野球史上初の快挙だ。
0-4の四回1死。ここまでチームが1安打に抑えられていた阪神・藤川を捉えた。初球のカーブを豪快にバックスクリーンに運ぶ3号ソロ。この一発が呼び水となり、ここから平田、高橋、桂に安打が出て、この回2点を奪った。
さらに2-4の五回には、1死二、三塁から、詰まりながらも右前に運ぶ同点の2点適時打を放った。
ビシエドはメジャー通算66本塁打をマークした大砲。今月11日、夫人の出産に立ち会うために米国に一時帰国し、再来日したのは予定から遅れた20日だった。それでも開幕からきっちりと結果を残している。
プロ野球の開幕からの連続本塁打記録は、1989年のオリックス・ブーマーが記録した5試合連続。78年の広島・ギャレットが4試合連続で続き、3試合連続は過去8人がマークしている。