木更津総合 45年ぶり4強ならず
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「選抜高校野球・準々決勝、木更津総合1-2秀岳館」(28日、甲子園球場)
木更津総合は1-0の九回2死から逆転サヨナラ負けを喫した。主将、小池航貴内野手(3年)は、責任を感じて号泣した。
1点リードで迎えた九回2死一、三塁の場面で、打球は一、二塁間へ。二塁ベース寄りに守っていた小池は一瞬反応が遅れ、グラブを伸ばしたがわずかに届かなかった。この右前適時打で同点とされ、次打者にサヨナラ適時打を許した。
「自分が捕っていれば勝てたのに…自分のせいです」と話すと、こらえきれずにむせび泣いた。エース・早川が八回まで2安打の快投を見せていたことで「完璧な試合運びで油断があった。捕れる打球だったけど、体が動かなかった」と、スキが生まれた。
初戦の札幌第一戦では先制打、2回戦の大阪桐蔭戦では逆転打と、存在感を見せていた主将。まさかのどんでん返しで45年ぶりの4強入りを逃し「甲子園の怖さを知りました」と、涙は止まらなかった。